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高橋美登里礼法きもの学院

「−5kgの着付け術」単発講座、無事終了しました

2019.11.26

11月24日(日)

「-5kgの着付け術」単発講座、終了しました。

受講者はポッチャリさんが多いのかと思いきや、皆、スリムさんでしたよ。

 

まずはじめに、各々の着付け上の悩みをお聞きしました。

スリムさんゆえの「お腹ぽっこりが気になる」や「胸元がスッキリしない」などのお悩みが多かったです。

そして見えてきたのが”間違った補整”

 

少しでもスリムに見せたい!と、補整を少なめにするかたが多いです。

きものの場合の補整とは、体の凹凸を無くし、平らな筒形の体つきに近づけてあげる事。

なので、洋装でいうところのナイスバディのかたほど、沢山の補整をしないといけないんです。

 

足りないところに的確に。

 

でも、これがなかなか難しい。

ヒップの上が凹んでいるから補整を…のつもりが、下すぎてヒップを大きくしてしまっているだけ…とか。

着付けを習いはじめた頃に先生から教わった補整の仕方を、今もそのままやっている…とか。

体型って、年月とともに変わりますし、着方も年相応に変わるはず。ならば、補整もかえないとね。

 

お着物を着慣れているかたは「補整はほとんどしないわ」とおっしゃいますが、それって、実は補整しているんですよ。

ただ、初心者のようにタオル等でする訳ではなく、お端折のあまり分を上手に体の凹みに入れていたり、わざと長めの長襦袢でお端折を作って補整にしたり、伊達締めの使い方を工夫したり、帯の締め具合や角度を調整していたり。

それもこれも、自分自身の体の凹凸を理解しているからこそ出来る、かなり高度なテクニック。

 

なので、着慣れるまでは、きちんと所定の場所に的確な補整をしてあげた方が良いです。

 

受講者さんの許可をいただいて、写真UPします。

講習前と講習後では、講習後の方がスリムにみえませんか?

でも実は、講習前はタオル1枚、講習後はタオル2枚。

講習後の方が補整のタオルを沢山使っているんです。

 

 

補整がクリアできたら、あとは比率、バランスです。

人の目って、案外いい加減で、まわりに左右されて目の錯覚を起こしますよね。

それを利用するんです。

 

たとえば、きものの衿の折り幅の比率を変えるだけでスリムに見えたりします。

半衿のあわせの角度をかえたり、首から離したりするだけで首が長くなったようにみえます。

 

「着付けは慣れ」と言われますが、私は「着付けは理論」と思います。

まず理論的に頭で理解し、その理論に基づいて練習を重ねれば技術は向上します。

 

ある程度の技術が身に付いてからは「慣れ」るためにマメにきものを着て行けば着こなしが素敵になります♪

なぜなら、着付けを理論で考える癖がついているから、着こなしも自然と理論的に考えて、美しい所作として表現できるようになります。