2016.10.04
10月1日(土)
最後の浮世絵師と呼ばれた豊川国周の展示を見に行ってきました。
1週間前の生徒さんへの告知でしたのに、お一人、ご一緒してくださる方がいて、2人で着物で♪
あら?最後の浮世絵師クニチカじゃなかった?国周の下に橋本周延って名前があるけど??
で、橋本周延について軽くググってみたら、あら、私、この方の挿絵がたくさん載っている本、持ってる。。
30年ほど前、古本屋さんで見つけて「おぉ〜〜〜!!」と喜び勇んで買った本。左上の破けたあたりに、この本の歴史の深さが垣間見えます…今でも私にとっては、江戸〜昭和にかけての女性ファッションのバイブル的な本です。
橋本周延は、当時から人気の絵師だったようですが、なぜ彼が、最後の浮世絵師ではないのでしょう?
浮世絵は、写真の台頭とともに衰退していったようです。橋本周延も、衰退する浮世絵というより、画家として名を馳せたのでしょうか??ご存知の方、教えてください。
さて、役者絵を得意とするクニチカの作品、歌舞伎ファンには涙ものです。
もちろん役者絵意外の浮世絵も。
こちらは芸者遊びの絵。上段はお座敷遊び。下段は、芸妓と役者さん対抗の紅白雪合戦。本気度合いがすごい!
中野区立歴史民族史料館は入場無料で、しかもフラッシュをたかなければ写真撮り放題なのです!太っ腹です!
この資料館、名士だった山崎家が中野区に土地を寄贈して建てられたものだそうです。
こじんまりとした素敵な空間です、是非、行ってみてください♪
資料館入り口にも、趣きのある暖簾が。
2階の常設展では、古代から現代までの中野の歴史がわかります。
この風景、懐かしいです〜。幼い頃の薄らぼんやりした記憶ですが、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家みたい。私が幼稚園くらいまでは、確かかまど炊きでした。
資料館のお隣には、山崎家の茶室と書院がありました。
お庭に入ってすぐに大きなシイの木があり、た〜くさんの実をつけています。その下を通るとシイの実の襲撃にあい、なかなかスリリングです。なのに、あえて、そこで写真って(笑
この庭園、入れたので何気なく入ったのですが、実は10月〜11月だけの期間限定公開だったらしいです。10月1日でラッキー♪
帰り道、お祭り!
ラッキーPart2♪
…という訳で、中野区民ではない私たちが、中野区立歴史民族資料館を堪能させていただき、新宿へ移動。
遅い昼食を、と入ったお店で話しが盛り上がり、気がつくと「お店、夕方の支度してる??」って頃までおしゃべり。大満足の一日でした〜!