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高橋美登里礼法きもの学院

雪の日にきもので作法研修

2015.01.30

今日はすごい雪でしたね。大丈夫でしたか?

私は、27日(火)と今日30日(金)は、着物で接客をするホテルの従業員さんを対象にした「作法研修」でした。接客時の美しい所作を中心にお教えします。ですので当然、着物で行かなければなりません。

我が家から駅まで、遠いんです。きものだと徒歩15分はかかります。おまけに住宅街なので道路に積もった雪の、まぁきれいな事。この雪を踏みしめながら駅に行かなければなりません。
以前は、足のつま先にカバーがついた雨草履を履いて、あちらで取り替えるための足袋を持参してお稽古に行っていましたが、それだと、1度でも雪に足がズボッと入ってしまうと足袋がびしょびしょに濡れて凍ってしまいそうになります。なので最近はお洋服用のハーフブーツを履いていきます。もちろん、ハーフブーツでお稽古はできませんので、駅で草履に履き替えます。
え〜〜〜っ!!きものにハーフブーツ!?と驚きましたか?
私も最初は抵抗がありましたが、これがビックリするくらい気付かれないんです。
きものですからロングスカートを履いているようなもので、足元が隠れてしまうんですね。
それに、卒業式の袴にブーツを組み合わせるように、スタイリングによっては着物にブーツもアリだと思うのです。

私は、雪がほとんど降らないところで育ったので対処法を学んでおらずこのようにしていますが、良い方法をご存知の方がいらしたら是非教えてください。

さて作法研修。火曜日に基本的な動きをしました。そして引き続きの2回目ということで、今日はちょっとスパルタ(!?)応用編。一つ一つの動きは出来ても、それを繋げて一連の動きにすると難しくなります。疑問、質問もたくさん飛び出し、それらにお答えする中で「きもので美しい所作を表現するには、実はきものをどのように着るか、という事も大変重要になってくる」というお話しもさせていただきました。