2015.07.28
7月26日(日)夏の「きものでお出掛け」企画、お教室の皆さんと、目黒雅叙園の百段階段で催された「和のあかり展」に行ってきました。
当日はお天気も良く、まぁ暑いこと。こんな日にきものでお出掛けとはさぞ物好きな、と思いきや、会場では、きものや浴衣姿の人をたくさん見かけましたよ。
チケット売り場前で待ち合わせた私たち。遅れると連絡のあった3人を待ちきれず、景色の良いところでパチリ。
百段階段は、昭和10年に建てられた木造建築。東京都の文化財に指定されています。もともとは、宴会などのお食事を楽しむための建物だったそうです。目黒雅叙園は、現在でも結婚披露宴などの宴会を催す場所ですが、何と、中華料理のターンテーブルの発祥は目黒雅叙園だそうです。へぇ〜〜、中国じゃなかったんだ〜!とビックリ。
こんな「目黒雅叙園プチ情報」は、百段階段の各部屋入り口に立っている案内係(?)のかたに教えて頂きました。
さて百段階段、99段のまっすぐの長〜い階段の途中途中に7つのお部屋があります。
なぜ99段なんだろう?? ひょっとして百段階段の正式名称は「おおよそ百段階段」とか? 不思議に思いましたが、「最初の地面を1段と数えたら100段だよね」と言う事で、私たちの間では落ち着きました。真相は不明。
そして、それぞれのお部屋の設えの素晴らしさと言ったらそれはもう!
それぞれのお部屋で、趣向を凝らした和のあかりのテーマがあったのですが、写真をバシバシ撮りすぎて、どの部屋がどうだったのか、覚えていないので、取りあえず写真を一挙公開。
こんなグラスでお酒を飲んだら、さぞ美味しいでしょうね〜。
「どのグラスがいい?」と聞くと、吞んべぇさんは、大きさで選んでました(笑
本来なら、上は夜空のはずの青森ねぷたの山車、今日は豪華な天井絵。
壁に描かれたススキがフワッと浮かび上がったり
妖しい鬼灯(ほおずき)の明かりや
お祭りのドキドキを思わせる、ちょっとこわくて楽しい提灯
夜店の金魚が空を飛ぶ!?
馬の前足が可愛い♪
などなど、ひとしきり楽しんだあとは、目黒雅叙園のカフェラウンジ「パンドラ」でお茶タイム。中庭が見渡せる大きなガラス張りのお席で、ピアノの生演奏を聞きながら贅沢なひととき。
越の寒梅の甘酒フロート(ちょっぴりアルコール入り)を頂きました♪
目黒雅叙園は、目黒駅から結構な急坂を下って来ます。と、言う事は、当然、帰りは急坂をのぼる訳ですね。
ふぅ〜、大変…、あら? 送迎バス??
乗せて頂きましょう!と、元気よくバスに乗り込み、無事目黒駅に到着。
…と思いきや、バスを降りた瞬間、目黒雅叙園に日傘を預けたまま引き取り忘れた方2名。たった今、降りたバスに再度乗り込みUターン。
そんなこんなで「今日は、たくさん浴衣や着物姿の方がいらしたわね〜」とお話ししながらの帰り道。駅のホームでも浴衣姿のお嬢さんをお見かけしました。…が、あぁ、最後の最後に、見つけちゃった、合わせが逆のお嬢さん。