2015.08.17
生徒さんからお借りした浴衣。
背縫いの右側が桜、左側が矢羽根模様という、左右が全く違う大胆な柄付けの片身替わり。踊りか何かで誂えたものでしょうか? 合わせた帯は、黒と銀の市松という、これまた大胆な半幅帯。
まずは、オーソドックスな花文庫に結んでみました。随分長い帯でしたので、長めのお羽根がとれました。
続いて、片流し。左右非対称にすると安定感がなくなり、危うげな雰囲気が出て色っぽく見えます。
舞子さんのだらりをイメージした帯結び。市松の角度の違いが面白いかと。
そして、だらりの進化系? 垂らして垂らして、左上にひょっこり出ているお羽根がご愛嬌。
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