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高橋美登里礼法きもの学院

喪服のお着付けについて

2017.02.16

他装着付け専門コース」での練習用に喪服用の黒共名古屋帯と帯締め、帯揚げを購入しました。

 


喪服着付けで難しいところは、家紋を綺麗に出す事で、帯や帯揚げ、帯締めの結び方は、技術的には特に難しくはありません。なので今までは、喪服に普通の名古屋帯や帯揚げ、帯締めを使用してお稽古していたのですが「やっぱりムードが出ないわ」と、一式揃える事にしました。喪服セットでお稽古すると、かなり具体的にイメージが湧きます。揃えて良かったです。

 

衣服というのは、思いを伝える重要なアイテムの一つです。喪服着付けで大切な事は「大切な方を亡くして哀しい」というお気持ちをそのままお着付けで表現する事だと思っています。例えば、衣紋や半衿は控えめにして華やかさは出さない。家紋は美しくしっかりと出す事で、亡くなられた方がご家族にとってかけがえのない方だった事を表したい。そのため、基本的に補整は控えめにしますが、背中や胸元の家紋にしわが寄らない程度に補整に気を配ります。そんな思いでお支度をさせていただいています。
そしてお支度の前か後に、必ずお焼香させていただいています。お支度のご縁をくださった方のご冥福を祈って。

 

他装着付け専門コース」では、そんな事もお伝えできたら、と思っています。