着付け教室、出張着付け、組紐アクセサリーなら、相模原市南区の高橋美登里礼法きもの学院

高橋美登里礼法きもの学院

日本のきまり文様ー亀甲

2011.04.14

亀甲(横から見たところ)
これは器。
我が家では、ほうれん草のお浸しや胡麻和えなどを盛りつけています。

亀甲(上から見たところ)
これは上から見たところ。
これを図案化すると正六角形で表しますが、亀の甲羅に似ているので

亀甲文様といいます。
お醤油のキッコーマンのマークですね。

「鶴は千年、亀は万年」と言われるように、亀は長寿の象徴。
古代中国でも、亀は龍、鳳凰、麒麟と並ぶ四霊の一つとされていました。
なので、亀甲文様は吉事によく使われます。

毘沙門亀甲

これは3つを繋げたもの。
このアウトラインだけを図案化したものを

毘沙門亀甲といいます。

 

 

※「日本のきまり文様」シリーズの過去記事はこちら

日本のきまり文様ー麻の葉

日本のきまり文様ー菱

日本のきまり文様ー青海波